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プロの方の満足を追求し、世界一のハンドツールを目指し進化を続けるKTCフラッグシップモデルのネプロス。
そんなネプロスの機能美や設計思想を外観からじっくり味わっていただくため、ネプロス探究家の匠 鏡子 (たくみ きょうこ)が「利きネプロスのお作法」をご紹介いたします。
本記事は過去に配信したKTCネプロススクエアメールマガジンを再録したものです。
磨かれた面 刻まれた 線もまた ひとつひとつが 技の結晶
まるで鳥のくちばしのような豊かで美しいカーブ、表面のめっき、丁寧に刻まれた挟み部の歯。ひとつひとつの技をじっくりご堪能ください。挟み部の大小のカーブに刻まれた歯のピッチの違いを観察しているうちに、一本一本の溝まで美しい…と惚れ惚れするでしょう。どこまで目を凝らしても耐えられる隙のなさには驚きです。
・計算されたデザインなのに愛嬌や自然美すら感じますね
カチカチと 切り替えてみれば 滑らかな 動きにおどろく 私の手鏡
プライヤの∞のような形の穴、黒い支点を右に左に切り替えればワンタッチで広くなったり狭くなったり。小さな物をつまむ様子は上品な小鳥のくちばしのよう。大きなものをしっかりつかむ様子は鷹が狩りをしているみたい。切り替えの滑らかさは、重なり合った部分も鏡のように磨き込まれているから。見えない所も手を抜かないのがネプロスのこだわりです。
・切り替えの滑らかさに口元の緩んだ顔が映り込むでしょう
痛くない 挟まないから 気づかない 実はこっそり お守りしてます
眺めて、握って、切り替えて、色々試して納得の使い心地。でも実はネプロス プライヤには、気づかないところにも秘密があります。グリップエンドで決して手を挟まない構造になっているのです。広口に切り替えて握ってみてください。うっかり「痛い!」があり得ない。気づかないけれど守られているのです。
・陰からそっと支えてくれる。そんな紳士な工具です
指先の 延長のような 自在さに いつの間にやら 心もつかまれ
手のひらに優しくフィットする樹脂グリップの握りやすさを味わいながら、周囲のあれこれをつかんで、まげて、引っ張って、伸ばして…。しっかりとした手応えで、まるで自分の手指のように使えます。何でもつかめるプライヤですが、実は一番しっかりとつかまれているのはあなたの心かもしれません。
・どこまでも一緒に行く相棒。そんな気にさせてくれますね
次回は、「ネプロス大解剖」です。利きネプロスのお作法を用いながらネプロスの良いところ、スゴイところを、より深く掘り下げてご紹介してまいります。
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