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ここではトレーサビリティのための作業管理システム導入を進めたい、または導入した方に向けて、さらに安全に業務の効率化が行える情報を提供していきます。
>>TRASASの導入事例を知りたい方はこちらをご覧ください。
・現場からは「やり方を変えたくない」と反発の声が上がる
・多品種小ロット生産には手順書の切り替えに時間がかかる
・多忙な生産現場の運用切り替えが難しい
ものづくり現場では、作業の工程管理、品質管理において様々な課題が発生いたします。
その中でよく伺うのが、
といった課題です。
そこで私たちは、作業の見える化が重要だと考えました。
しかし作業の見える化を行うにあたり、これらの工程管理者の課題と現場の担当者には異なる課題があることが分かりました。現場の課題としてよく挙げられるのが次の点です。
そこで、工程管理者のための「技術の伝承や作業の進捗管理のツール」だけではなく、現場担当者のための「帳票入力に特化したツール」との組み合わせで両者の課題を解決しました。
ここでは、3つの製品を連携し「現場の帳票を変えずに作業の見える化」を実現します。
①工具(KTC)
デジタルトルクレンチ「デジラチェ [メモルク]」や、様々な工具をデジタルトルクレンチ化する「トルクル」など現場に合わせた工具をご提案
②接続ソフトで締結作業を見える化「TRASAS AdminPRO + AO」(KTC)
i-Reporterと連携し、締結作業の自動入力を実現! 詳しくはこの後でご紹介します。
③管理帳票「i-Reporter」(株式会社シムトップス)
使い慣れた紙帳票をそのまま電子化、電波の届かないオフライン環境化でも操作可能!
作業現場
変更前 | 変更後 | |
・紙で管理帳票を作成・運用している | ⇒ |
・管理帳票はタブレット管理に変更 ・工程によっては、作業工具の変更またはトルク管理用のアダプタ(トルクル)を、使用工具に接続する |
管理現場
変更前 | 変更後 | |
・紙で管理帳票を作成・運用している | ⇒ | ・管理帳票はタブレット管理に変更 |
・エクセル等で管理帳票を作成・運用している |
⇒ | ・そのままの形式で電子化可能 |
作業現場
・帳票を変えなくてもよい
・作業記録ごとにペンに持ち変える手間が無くなる
・記録の記入回数を削減
締結記録(締付数値や回数など)を自動で記録できる
管理現場
・現在使用中の紙帳票の項目や見た目をそのまま電子化・ペーパレス化できる
・現場がオフライン環境でも導入可能(※1)
・作業記録の検索が容易に
・記録の信頼性が向上し、作業者任せの管理から脱却
※1ソフトウェアのダウンロード等設定時には無線回線が必要です。
帳票の電子化“だけ”では、締結作業の数値記入ミスや締め忘れは防げません。またレ点チェックでは作業記録の信頼性も低く、品質向上には直結しません。
そこで、TRASAS AdminPROとi-Reporterを連携することで確実な締結作業を見える化します。
これまでの手順書ではカバーしきれなかった次のような箇所には、作業管理ソフトウェア「TRASAS IM/EM(トレサスアイエム/イーエム)」の導入がおすすめです。
作業管理ソフトウェア「TRASAS IM/EM(トレサスアイエム/イーエム)」については、別の記事で詳しくご紹介します。※記事は後日公開いたします。
TRASAS IM/EMを活用することで、
様々な箇所で安全、快適、能率・効率的な職場環境を実現します。
「i-Reporter」を活用することで、
を実現します。
このように二つのソフトを使い分けることで「工場のデジタル化」を実現することができます。そして、集積したデータを分析・活用して作業のボトルネックの見える化による作業改善や製品そのものの改善へとDXを進めることが可能になります。
あなたも電子帳票で更なる業務の効率化、進めませんか。