ソケット類を組み合わせ、六角ボルト・ナット等の締付け、緩め作業に使用します。

スイベルラチェットハンドルと同様に、柄の角度が変えられるラチェットハンドルとして、フレックスラチェットハンドルがあります。「障害物を避けて使用できるラチェットハンドル」という点では同じですが、首振りの支点が異なるため、力の伝わり具合が異なります。

スイベルラチェットハンドルは、ヘッド部の中心が支点なのに対し、フレックスラチェットハンドルは首振り個所が支点となります。

奥まった場所や写真のように手前に干渉物がある場所では、フレックスラチェットハンドルでしかアプローチできない場合があります。　作業場所に応じて使い分けを行ってください。

9.5sq.フレックスラチェットハンドル（BR3F）

ラチェットハンドルについての詳細はこちらをご覧ください。

　https://ktc.jp/kiso/lesson/ratchet_handle.html

9.5sq.ラチェットハンドル（BR3E）、9.5sq.フレックスラチェットハンドル（BR3F）、9.5sq.スイベルラチェットハンドル（BRSW3）を比較してみました。

9.5sq.ラチェットハンドル（BR3E）

9.5sq.フレックスラチェットハンドル（BR3F）

9.5sq.スイベルラチェットハンドル（BRSW3）

ヘッド幅、厚み、共に最小クラス

ヘッド幅は32mm、厚みは16.8mmと小さく、他社製品と比較しても最小クラスです。

送り角5°の操作性

コンパクトなヘッドサイズながら72枚ギアを実現。KTCラチェットハンドル（BR3E）よりも細かい送り角で作業を可能にしました。

全長180mm、重量260gは、KTCラチェットハンドル（BR3E）と同様のため、KTCラチェットハンドル（BR3E）を使い慣れているユーザーのみなさまの操作感を損ないません。

本締め可能な強度

ヘッド近くの無駄のないR形状や高剛性グリップを採用することで、本締めが可能な強度を実現しました。

どの角度で使用していても必ず切替レバーが出現する三又形状を採用。
このレバーのおかげで、スイベルラチェットハンドルの特徴でもある首を振った作業中であっても、容易に緩め締めの切り替えを可能にしました。

ハンドル部は、作業者の操作性をこだわり、考慮した形状と素材を採用。

金属による高剛性と早回し時のグリップ感を考え、一部にローレット加工を施すことで、適度な滑りとグリップ感を両立させました。

調整できる

スイベルラチェットハンドル（BRSW3）はユーザー様の使い勝手に合わせて、首振りの硬さを調整できるよう設定。

これにより「好みの硬さ」に合わせられるスイベルラチェットハンドルが誕生しました。

末永くご愛用いただけるように

9.5sq.スイベルラチェットハンドルリペアキット（BRSW3-K）を設定。内部機構の交換を可能にしました。*しかし、構造上本体側も摩耗する可能性があるため、修理・交換を行う際はご注意ください。リペアキットのご購入および製品の修理については、ご購入いただいた販売店様へお問合せください。