【第1戦の記録を3秒更新! ~期待の予選~ 】

KTC社員が参加しているスーパー耐久シリーズ。いつもたくさんの人に見ていただき、ありがとうございます!

今回は、 スーパー耐久レース最終戦、第7戦をご報告いたします。

 

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11月26日~27日にENEOS スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第7戦 in鈴鹿サーキットが開催されました。

”素ヤリス”を使い新たなチャレンジをするチーム「AutoLaboRacing」は、今年発足したレーシングチームです。

3月19日の第1戦鈴鹿サーキットを皮切りに、新車種かつクラス内でも性能差がある”素ヤリス”を使用し、毎戦アップデートを繰り返し、ついに、今年度の最終戦、鈴鹿サーキットへ帰ってきました。

最終戦の鈴鹿サーキットは、いよいよ練習走行スタートです。


練習走行では、第1戦と同じコースを走るということもあり、アップデートした”素のヤリス”がどこまで速くなったのか?を測ることができます。

 

つまり、第1戦時の1周のタイムが、チーム内でのターゲットでした。

結果はなんと3秒も短縮!!

軽量化を中心にアップデートしてきた車体は、安定した走りで、タイムも上々で、本線へ大きな期待ができる走り出しとなりました!!

今シーズンのアップデートの成果が実感できる走りで、本戦へ大きな期待ができる走り出しとなりました!!

それでもまだまだ、クラス内で性能差があることから、土曜日の予選はクラス15台中14位の厳しい結果。

決勝は、しっかりとした戦略で臨まなくてはなりません。

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給油戦略に失敗。涙のリタイヤ

決勝は5時間レース。

4人のドライバーで走ります。

さらに、ST-5クラスの規定で、、、

 

 ・燃料タンクの規定は45ℓ以下

 ・1回のピットストップで給油できる量は20ℓ

 

燃料の残量を考え、一回の走行時間をメカニックが計算しながらレースを行わなくてはいけません。

そこで、給油回数をなるべく減らし、4ピットストップの戦略を立てました。

つまり、少しでも速く走れるように、ガソリンが少なく軽い状態で走る時間を長くしたのです。

この成果もあり、タイムも良く、トラブルなく走行していました。

 

しかし、スタートから約4時間30分経過(残り30分)となったときにアクシデントが。

 

最後のピットストップのサインを出し、メカニックはピット作業の準備をして待っていたところ・・・のこり半周の所で、ガス欠により、車両が止まってしまいました。

何とかピットまで戻る手段を検討しましたが、願いかなわず涙のリタイアとなってしましました。

 

計算上は1ℓ程度燃料タンクでピットに戻って来られるはずでした。

レース終了後に分かったことでしたが、アップデートした車体は、軽量化だけでなく、走行性能も向上していました。

結果として、良いタイムで走れたことによる燃費の悪化が大きな要因となってしまいました。

 

悔しい気持ちと来年へのリベンジの気持ちで、既に来シーズンに向けてアップデートしていきます!!!

 

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