ネプロスとは

KTCが世界一のハンドツールの開発を目指し、素材・設計・生産設備のすべてを見直し生まれた工具、それがネプロス。ネプロスの冠を背負う製品ひとつひとつに焦点をあて、じっくりとあらゆる角度から解剖していきます。

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「利きネプロス」について

プロの方の満足を追求し、世界一のハンドツールを目指し進化を続けるKTCフラッグシップモデルのネプロス。

そんなネプロスの機能美や設計思想を外観からじっくり味わっていただくため、ネプロス探究家の匠 鏡子 (たくみ きょうこ)が「利きネプロスのお作法」をご紹介いたします。

 

まるで茶道のように、ネプロスの呼吸を感じネプロスに詰まった想いに心を寄せながら、実物をお手にご用意いただき、ぜひご一緒に「お作法」をお楽しみください。


本記事は過去に配信したメールマガジンの内容を再録したものです。

T形レンチ編 ~利きネプロス~

鑑賞【ながめる】

 

一見とてもシンプルなT形ハンドルですが、ネプロスのT形ハンドルはなぜか見飽きることがありません。

溶接ではなく圧入で組まれているため、つなぎ目が美しいせいでしょうか?それともあらゆる部分がなだらかなラインを描く曲線美のせいでしょうか?機能だけでなく鑑賞にも堪えうる工具、ネプロスにしかない美しさがこの形に凝縮されています。

・ネプロスシリーズならではの曲線美をお楽しみください

触診【さわる】

存分に眺めていただいた後は、どうぞ触れてみてください。指先でそっと曲線をたどれば思わずため息が漏れてしまうかもしれません。鏡面仕上げも美しい表面の手触りのよさに、いつまでもなでるのをやめられません。ネプロスならではのゴムリングもよいアクセント。しっかり握れるのに可能な限りコンパクトな設計で、限られたスペースでの作業も安心です。

・すぐに使ってみたいところですが、ここはぐっと我慢です

回転【まわる】

T形ハンドルを握り、反対側の手で回してみてください。大した力を加えていなくても、まるで竹とんぼのように軽やかに回ります。中心部をフラットに削ることでハンドルの両端に重心が置かれ、少しの力でもすいすい回るのです。眺めて、触って、感じていただいた構造の意図が実際に回すことで握った手のひらを通じて伝わってくるようです。

・時間を忘れて回してしまわないようお気をつけください

高速回転【くるくる】

指先で回すだけでは物足りなくなってきましたら、どうぞボルトに嵌めて回してみてください。楽しくなってしまうほどのスムーズな高速回転。思わず笑顔になってしまうことでしょう。くるくるくるくる回しているうちに、できるだけ長いボルトがほしくなってしまうに違いありません!

・安心してください、マグネット内蔵なのでうっかりボルトを落とすこともありません

次回予告

次回は、「ネプロス大解剖」です。利きネプロスのお作法を用いながらネプロスの良いところ、スゴイところを、より深く掘り下げてご紹介してまいります。

 

▶ネプロス大解剖<T形レンチ>を見る

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